寝ても覚めても犬が好き

WEBディレクターが犬とロックとWEBと食べ物のことなどを綴るブログ

読書日記「UIデザインみんなで考え、カイゼンする」

全体の感想

デザイナーだけでなくディレクターや営業、エンジニアとみんなでUIを作り上げるためにはどうすればいいか?というのをまとめている1冊です。

  • どう巻き込んでいくか?
  • どういうワークフローがいいか?
  • 具体例

などもまとまっていて非常にわかりやすいです。

UIを作るためにかかせないプロトタイピングに関してもメリット・デメリットはまとまっていたり、
デザインシステムについても同様にメリット・デメリットがまとまっていて
導入するための説得材料にすぐ使えるものも多かったです。

わたしの立場はディレクターですが、デザインを作る場合もあるのでどっちの立場でも使えそうでした。

プロトタイプについて業務の中で思うこと

最近XDでプロトタイプを作ることが多いんですが(「体験的プロトタイピング」部分)、
ワイヤー状態だけだとほぼお客様に伝わらなく、
かといってこの部分で具体的に作り込むのは違うので悩ましいです。
ワイヤー状態でうまく伝わりつつ、
実際にデザインの段階には引っ張られない状態にするための試行錯誤の日々なので
この本も参考の1つとしていろいろやってみようと思います。

受託開発のデザインシステム

できればどの案件でもやりたいけれどやはり工数次第で悩ましいなぁと思いました。
大きいシステムであればあるほど必須なので、デザインシステムのメリット・デメリットは
このあたりの工数確保の説得材料にも使えるかなーとも思ったり。

以上感想でした。