読書日記「ザ・マイクロコピー」
ちょっと間があいてしましいましたが、「ザ・マイクロコピー」を読みました。
こんな人向け
- ワイヤーを書くディレクター
- 画面設計するデザイナー
- ライター
感想
事例を交えながら、ボタンやフォームの文言や注意書きの書き方について解説しています。
画面設計に直結で役立つ情報が満載でした。
- サインアップや購入時はユーザーの不安を取り除く
- なるべく一般的な言葉を使う(対象が技術者などの場合は除く)
- タイミングを意識する(先延ばしさせない)
- マイクロコピーもサイトの世界観を意識
などplaceholderやボタン、注意書きの文言を考えるときに気にかけるポイントがわかりやすくまとまっています。
当たり前といえば当たり前の気遣いではあるんですが、ある程度リテラシーが高い集団で議論すると抜け落ちてしまいがちなことだと思いました。
マイクロコピーを変えただけでコンバージョンがあがった事例はまさにリテラシーが高い集団だとありがちな間違いや思い込みでコピーが作られているものを改善するパターンなので、対象ユーザーによりそった言葉のチョイスの大事さがわかります。
1番コストがかからなくて効果的な方法というのも納得です。
実際に設計するときに見返したい本でした。